風邪や口内炎、花粉症は腸が原因かも?おすすめハーブ☆フェンネル(2)
最近、ようやくスギ花粉がおさまってきましたね☆
ヒノキやPM2.5などもまだまだ飛んでるところも多いので症状に困っている方も多いでしょうね(汗)
花粉症もですが、以下の
・肌が荒れる
・口内炎ができる
・風邪を引きやすくなる
・便秘になる
・便の色が濃くなり、匂いもきつくなる
・オナラが臭くなる
・体臭や口臭がきつくなる
このような症状が気になる方がいらっしゃれば、もしかしたら肝臓や腸が弱っているかもしれません。
これらの症状は悪玉菌が優勢になるとでてくるもので、肝臓が弱ってても、腸が弱ってても毒素が外にでていきにくいため、おきてくるんです☆
まず、肝臓の主な働きは3つあります。
1つ目は、私たちの体に必要なタンパクの合成・栄養の貯蔵、2つ目は、有害物質の解毒・分解、それと3つ目が、食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌です。
私たちが食べたものは胃や腸で吸収されやすい形に変えられた後、肝臓へ送られます。
コレステロールは脂質の一種であり、 栄養素として食事から摂取するほか、 体内でも合成されます。
コレステロールは人間の 全身を作っている細胞やホルモン、 胆汁酸の材料になるもので、 私たちの身体にとって 不可欠なものです。
コレステロールはそのままでは 血液に溶けることができないため、 LDLやHDLなどの リポ蛋白質という粒子に含まれて、
血液の流れに乗って からだの隅々まで運ばれます。
エネルギーにするために脂肪は肝臓にもどされますが、現代人日本人には合わない欧米の食生活ですと、とくに体外へ排出されにくいようです。
コレステロール値を下げるには、1日25~30グラムの食物繊維の摂取が効果的です。
食物繊維にはコレステロール値を低下させ、糖質の急な吸収を抑える効果があります。
食物繊維には【水溶性食物繊維】と【不溶性食物繊維】がありますが、その中でも糖質の急な吸収を抑える効果が特にあるのが水溶性食物繊維です。
水溶性食物繊維ですが、想像するようにドロドロやぬめりのあるもので、水分を保持する力が強いものでもあります。
この特徴が、小腸での他の栄養素が吸収される速度を緩やかにして、食後に血糖値が急に上がるのを防ぐことにつながっています。
水溶性食物繊維が多く含まれた食品
大豆
ごぼう、かぼちゃなどの根菜
さつまいも、しめじ
果物ならバナナに多く含まれています☆
水に溶けない不溶性食物繊維は
【不溶性食物繊維】と呼ばれており、
胃や腸のなかで水分をたくさん吸収します。
それによって便の体積が増えて、大腸の刺激になり、排便が促されることになります。
さらに便に有害物質をぴったりと吸着させて、便と一緒に体外へ出すため、大腸がんなどのリスクを減らすともいわれています。
また水溶性食物繊維と同じく、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える特徴もあります。
不溶性食物繊維
きくらげがダントツですが、切り干し大根、干ししいたけ
いりごま
きなこ
などにも多く含まれています☆
和食って日本人にあった食べ物だとすごくよくわかりますね〜😊🌸
このいらない物質を吸着させるときにコレステロールもですが、ナトリウムを体外に出す効果もあるため、高血圧も予防します。
【悪玉菌は、糖質、タンパク質や脂肪を餌に増殖】
お肉ばかりで野菜を食べない、揚げ物をよく食べる、お酒をよく飲む
(米国国立衛生研究所(NIH)の研究によって、アルコールを摂り過ぎると、腸内で毒性の強い細菌が増え、腸内フローラが悪化してしまうおそれがあることが判明したそうです。
アルコール摂取は腸内フローラを変化させ、腸内フローラのバランスが崩れると、アルコールが分解されなくなることがわかっています。 )お菓子、パン、麺類をよくたべる。腸のぜん動運動を妨げるカフェインの習慣化。
といった食事を続けていると、腸内で悪玉菌に餌を与え、飼っているような状態に。
内臓脂肪が増えすぎると、脂肪細胞からインスリンのはたらきを阻害する物質や、血栓を作る物質(悪玉アディポサイトカイン)が分泌されるとも報告されているので、コロナ感染すると血栓症になる方がいらっしゃるというのも、これが関係しているのかもしれません。
また、免疫細胞の50%は小腸に、20%は大腸に集中しています。
小腸の表面には、病原菌などの外敵から身を守るリンパ節に命令を出すセンサーがたくさんついています。
そして、大腸には100兆もの腸内細菌が棲みつき、それらの細菌のバランスによって、免疫力が左右されています。
つまり、病気になりやすい方、アレルギー体質な方は腸内環境を整え、腸を元気に保つことが重要なのです。
おすすめしたいのが【りんご】です。
りんごは100種類以上のポリフェノールを含みますが、主な3つの成分は
「プロシアニジン」
「エピカテキン」
「アントシアニン」
近年、このなかのプロシアニジンがガン細胞の繁殖や腫瘍の増大を抑制する効果があると言われています。
プロシアニジンが身体に入るとこのように
体外へ脂肪などの余分なコレステロールを排出を促してくれるんです☆
悪玉菌を減らすには善玉菌をとらなければ!と、
発酵食品などを積極的にとるという手段をとっている方も多いと思いますが、じつは、これ、やりすぎてもだめなんです(汗)
たしかに、腸内は善玉菌が多い良好な環境にしておくことが理想です。
ただし、善玉菌だらけで、悪玉菌が全くいないのはダメなんです。
確かに、悪玉菌は多すぎると悪さをします。
でも、悪玉菌も少しはいないと免疫は強化されないのです。
よく、人間は無菌室では生きていけないとききますよね?
必要なものだからバランスがあるということなんですね☆
腸内は、悪いものが適当にいて、そいつを常にやっつけるような攻撃態勢をもっている菌たちもいる。
この状態が理想なんだそうです(*^^*)
つまり、平和すぎても、きれいすぎてもダメだということで。
常に闘争体制で働かせておく状況にしておかないと、菌は活動を止めてしまうということみたいなんです。
理想は納豆であれば週2まで・・・
それ以上はバランスが壊れてしまいますのでお気をつけくださいね☆
肝や腸を健康に保つことでコレステロールや癌などさまざまな病気を防げますし、余分なものがたまらないということは・・・・
ダイエットにも役立って一石二鳥どころではないかもしれませんね☆
最後に整腸作用のあるハーブと、コレステロール低下の作用があるハーブにご紹介です☆
【フェンネル】
先日胃もたれの記事でもご紹介したハーブですが、じつは腸にもとてもよいハーブなんです♪
【学名】Foeniculum vulgare
【ジェンダー】男性
【惑星】水星
【元素】火
【パワー】守護、治癒・治療、浄化
フェンネルは特にダイエット効果で古くから注目されていました。
フェンネルはギリシャ語で「マラスロン」といいます。
これは「やせる」という意味の言葉から派生したといわれています。
自然療法の母といわれ、近年ローマ法王に聖女として認定されたヒルデガルト・フォン・ビンゲン。
彼女の知恵は、石やハーブ、歌うことなど身近にあるものを用いたシンプルな癒しの方法です。
また治療学は生活習慣と食生活、そして、自然と人間の4大元素との調和であり、それを実現するためにハーブと宝石の力(=ウィリデタス Viriditas)を用い、人間本来の自然治癒力を生かそうというものでした。
そんな彼女もフェンネルについてこう書いています。
健康維持するための多くの栄養価は蓄えた野菜であり毎日食べれば目の衰えにも効き、再びはっきり見えるようになる。
不快な胃腸にも効き、人を陽気にさせる。
フェンネルは根、茎、葉、芽、種も食べることができ、それぞれに効果があるため彼女はよく使っていたようですね。
今回紹介するのはフェンネルの種の部分でカレーのようなスパイシーな香りのするハーブですので、毎日飲んでしまうと体臭に影響してしまいますが…笑
昔から頼りにされていたハーブだということがわかりますね^^*
フェンネルには利尿作用と発汗作用があり、さらに便秘を解消し、お腹に溜まったガスを排出する作用があります。
これにより、肥満の原因となる体内の余分な水分や老廃物を排出する効果が期待できます。
また、フェンネルの香りには食欲を抑える働きもあることから、古代の女性からダイエットの目的で親しまれてきました。
フェンネルの研究についてはこのような研究もされています。
【1】便秘症の患者86名を対象に、フェンネル含有サプリメントを28日間摂取したところ、腸内の蠕動運動が促進され、便秘の症状を改善されたことから、フェンネルが便秘改善効果を持つと期待されています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17095420
フェンネルについては前回の記事も参考にどうぞ☆
※妊娠中、婦人科系の疾患のある人は多用を避ける。子供への使用は避ける。
次はローズマリー☆
【学名】Rosmarinus officinalis
【ジェンダー】男性
【惑星】太陽
【元素】火
【パワー】守護、愛情、精神力、浄化、治癒・治療、若さ
ローズマリーには渋みの元になるタンニンというポリフェノールが含まれています。
このタンニンは抗酸化作用を持ち、コレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも効果的です。
また、胆汁酸と結びついて、コレステロールの体外への排出も促してくれるので、悪玉コレステロールを減少させる効果もあります。
※ローズマリーは子宮を刺激する作用があるため、妊娠期には使用を避けた方が良いでしょう。
※ 高血圧、てんかん、心臓疾患の人は、連続して長期間飲用するのは避けてください。
※香りが強いので、ブレンドするときは量を控えめにしてください。
※タンニンには鉄分の吸収を阻害する作用があります。
サプリメントを飲んでいる時や鉄欠乏性貧血の人は注意が必要です。
最後におすすめしたいのがローズヒップです。
【学名】Rosa canina
【科名】バラ科
ローズヒップには「ペクチン」という成分が含まれているのですが、これは水溶性食物繊維の一種。
食物繊維は腸内に入ると善玉菌のえさとなるため、善玉菌を増やすサポートが得られます。
そして、ローズヒップティーには、ティリロサイドというポリフェノールが含まれています。
このティリロサイドは、内臓脂肪を燃焼させる作用があります。
※長期的に過剰に飲み続けると下痢することがあります
現在コロナは変異株が5種類も日本のみ発見されていますね。(世界でみてもひとつの国に2種類以上も変異株があるのは日本だけのようですね😨)
50歳をこえると善玉菌は1億個ほど激減すると言われてます。
コロナに感染した患者を調べたところ、免疫の防御機能を調節していることが確認されているフィーカリバクテリウム プラウスニッツィ(高カカオにも含まれています)など複数種類の「善玉菌」が存在していないことを突き止め、消化器関連の国際医学誌『Gastroenterology』に発表したそうです。
高齢の方がコロナ感染すると重症化しやすいのはこのあたりもひとつの原因ではないかと推測しています。
コロナ感染することによって腸が免疫に対して無防備になることで、コロナ発症後、陰性になったあともさまざまなウィルスにかかりやすくなるのではと思っています。
まずは、コロナにかからないよう気をつけることが1番ですが、
腸内環境をよくすることで病気やアレルギーに悩まされず、コロナの血栓症も防げる可能性があがるので、是非この機会に腸内環境を見直していきたいですね(≧ω≦)
[http://
|
:embed:cite]
[http://
|
:embed:cite]
[http://
|
:embed:cite]
最後までお読みいただきありがとうございました(o^∀^o)
𝐇𝐚𝐯𝐞 𝐚 𝐧𝐢𝐜𝐞 𝐝𝐚𝐲٩(๑❛ᴗ❛๑)۶✨✨